テラルのディスポーザーって?特徴について説明

国産ディスポーザーを販売している会社の一つであるテラル株式会社は、広島県福山市に本社を置くポンプ、送風機、水処理関連、環境関連機器等の製造及び販売をする企業です。

創業は1918年(大正7年)と古くからポンプの製造や販売を行って来ましたが、家庭用ごみ処理事業に参入したのは2000年(平成14年)からです。


テラルのディスポーザー(過去製造されていただものとの比較)

テラル製のディスポーザーと言えば『アクラル』ですが、従来品と変わった所があります。

 

モーターと粉砕室がコンパクトに成りシンク下の収納部を広く活用できるようになりました。

2枚の羽根の力と排出口を接線方向にすることで排出も流れに沿ってスムースに成りました。

生ごみの処理能力がアップし、それによって処理時間が約2/3に短縮されました。

  • 省エネ

従来よりごみが早く処理できる分、電気や水道の使用を減らすことが出来ます。(従来比2/3省エネ)

 

テラルのディスポーザー「アクラル」の特徴

テラルのディスポーザーは、給水方式(フタスイッチをONした場合に水は自動で出るか、自分で出すのか)が2種類あります。手動方式と自動方式に分かれていますので、それぞれについて説明します。

テラルの手動給水方式ディスポーザーの特徴(主にDSP-100H)

フタスイッチ

抗菌仕様の安全フタがスイッチを兼ねているので操作が簡単。別置の壁スイッチの必要が無く、取り付け場所に困りません。

大口径投入口

投入口が大きく、生ごみの投入がしやすい。大人の男性の手も容易に入りますので、お手入れもし易くなっています。

オートオフタイマー

うっかり切り忘れても1分間で自動的に停止するオフタイマーが付いていますので電気の無駄遣いも同時にシャットアウト出来ます。

アラーム機能

起動時、及び自動停止時、異物の噛み込み時にはアラーム音で知らせます。

水膜により静粛性アップ

ディスポーザー運転時に水膜ができ、防音フタの代わりをするので粉砕音がとても静かです。 (テラル株式会社HP抜粋) 


テラルの自動給水方式ディスポーザーの特徴(主にDSP-250DH) 

ジェットフラッシュ機能

生ごみ粉砕後、一時的に破砕室内に水を溜めて一気に排水する機能。破砕室内、排水管内の洗浄効果が得られます。

 

自動制御プログラム

生ごみの種類や量』に合わせて最適な運転プログラムで運転。無駄水を消費しません。

 

まとめ

以上、テラル製ディスポーザー『アクラル』のご説明をしましたが、いずれの方式のディスポーザーでも、流せる物、流せない物は同じです。

使い方一つで寿命まで、又はそれ以上に使用できることも有りますが、その反対に誤った使用をしてしまうとその寿命を縮めてしまう事も有ります。

取扱説明書をよく読んで、特に流せない物のチェックはしっかりしましょう。

ディスポーザー本体から異音がする!?原因と対処方法を説明します!

マンションのキッチン下に設置される生ごみディスポーザーディスポーザーはキッチンの生ごみをその場で解消できて、嫌な臭いの発生や、害虫の発生、ヌメリ等も起こさずにいられると言う事で、お使いのキッチンを清潔に保つことが出来て、一度使用したら手放すことの出来ないアイテムの一つです。

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しかし、ディスポーザーはキッチンにとって良い事ばかりかというとそうでもないようです。その使用の仕方一つで詰まりを起こしたり、水漏れを起こしたり、異物を挟み込んでしまったりと業者さんを呼んで修理や交換をしないといけないなんて事になるかもしれません。

先ずはお使いのディスポーザーの使用説明書をよく読んで流せる物、流せない物、又は流しても良いが流し方に工夫が必要な場合もあるのでよく理解して使用しましょう。

今回は、ディスポーザーの異音の原因とその対処方法について解説します。

ディスポーザーの音


ディスポーザーのデメリットの一つに作動音が大きいと言うのが有りますが、
最近のディスポーザーは以前の物より作動音や、振動が軽減されているようです。
中には通常会話レベルで運転を行う機種も有ります。

いずれにしても生ごみを粉砕しているのですから、多少の音の発生は致し方が無いと言ったところです。

 

ディスポーザーの異音の原因は以下の3つ

  1. 設置ミス
  2. 異物投入してしまった
  3. ディスポーザーの寿命

一般的な修理会社やDIYでの施工ミス

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ディスポーザーの専門会社が施工した場合は、施工直後に異音がすることはほとんどありません。なぜなら厳しいチェックをしている為、設置ミスの可能性は少ないとは思います。

しかし、最近ではネットで購入してDIYで設置した場合などは要注意です。取り付けミスにより本体の傾きやネジやバンドなど接続部などの締め具合により傾きにより異音や振動が発生する可能性があります。

また、何年か利用して修理をした場合やディスポーザーの専門家以外が一時的な修理をした場合などは注意が必要です。

 

異物投入による突然激しい音

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スプーンやフォーク等を挟み込んでしまった為に起こる異音。かなり大きな音がするのでキッチンにいて気が付かないことはないくらいです。

勿論その場合、大抵は安全装置等が働いて自動停止されていると思われますが、コンセントを外し、電源が切れている事を確認し、取扱説明書に従って異物を取り除きます。

それでも上手く取り除けない場合は、ご自身で本体を外して確認などと言う事は絶対せずに、先ずはプロの業者さんに聞いてみましょう。

異物の挟み込みの事を業界では「噛み込み」と言うそうですが、噛み込んでしまった時に蓋が開かなくなってしまう事もあるようです。

蓋スイッチの場合で安全装置が作動しておらず、しかもこの蓋が回らずスイッチをOFFにする事が出来ないと大慌てになり、パニックに状態になってしまうと言う事があるようです。そのような場合も落ち着いてシンク下のディスポーザーの電源を抜きましょう。

私は、何度かフォークを入れて回してしまい、異音でびっくりしたことがあります。

蓋が回らなくなっている場合、噛み込んだフォーク等がディスポーザーの中で丁度つっかえ棒のようになり蓋をがっちりロックしまっている事が多いようです。

ネット等で見る解決法の一つとして蓋の僅かな隙間から竹串などでフォークなどの引っ掛かりを解除できれば蓋は開く場合があるようですが、どうしても引っ掛かりを解除しようとツンツン突き過ぎて中のゴムを痛めて穴を空けてしまったり、ディスポーザー内部にヒビが入ってしまう事があるようです。

そうなると今度は部品交換費用が掛かりますよ。やはり初めからプロの業者さんに電話された方が良いと思います。

 

激しい作動音

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ディスポーザーを長年りようした場合に考えられる異音の原因で多いのは、経年による劣化が考えられます。ディスポーザーの耐用年数は7~8年と言われています。

ご自分の使用されているディスポーザーの使用歴がある程度経過しているのであれば、粉砕能力が衰えてきています。

施工会社に質問した時に、営業マンの方がおしえてくれましたがディスポーザー回転盤や内部のハンマーが長年利用したことですり減ってきていたり、中心軸が曲がってディスポーザー内部にハンマーがぶつかったりすると異音がするようです。

このような場合は、交換をご検討された方が良いと思います。

 

まとめ

ディスポーザーから異音がするのであれば、ディスポーザーのメーカーや専門会社、販売店に確認しましょう。何年くらい利用しているのか、利用方法を誤ってしまったり、異物を入れてしまったとか、その状況を詳しく話せば適切な解決方法がわかるかもしれません。一度、専門家に相談してみましょう。

ディスポーザーの手動給水方式とは、メリット・デメリットを解説

ディスポーザーには、自動給水方式と手動給水方式があります。では、手動給水方式とはどういう物なのでしょうか。手動給水方式とはその名の通り、水道をご自身で開栓して水を流して使用、粉砕動作が終了した後はご自身で水道を止めるするタイプです。

前回の記事で自動給水について説明しましたが、自動はスイッチを入れると自動的に水がでるものでしたね。
>>>自動給水方式のディスポーザーって何?仕組みを解説! - ディスポーザーあれこれ

 

手動給水方式の使い方

  1. 生ごみを投入
  2. 水栓を開栓して水を十分に流します。
  3. 蓋スイッチをON ※勿論水は流しながら使用します。
  4. 処理が終了したら5秒以上経ってから水を止めます。

 

この時、もしもディスポーザー内に粉砕されずに残っている生ごみが有る場合はもう一度水を出し、再度スイッチを入れ起動させ全て処理します。

ディスポーザーは、キッチンシンクのフランジの下に取り付けられ、水を流しながら起動させる住宅設備です。使用方法のポイントしては、水を1分間に6リットル以上流して使用する設計になっていますのでそれを忘れたり少なめの水量にしてはいけません。

 

手動給水方式のデメリット

給水量が一定でない。手動給水方式ディスポーザにおいては、自動給水方式のディスポーザーが水量センサー、電磁弁などで使用に適した水量が自動的に給水されるのとは違い、使用者によってディスポーザへの給水量が変化するため排水搬送性が一定しないという弱点があります。

しかも時々耳にするのが、水を流すのを忘れて使用してしまうと言う事。これでは粉砕した生ごみがジュース状に成らずにディスポーザー本体や配管内に留まってしまい、詰まりの原因に成ります。ディスポーザーは充分な水を流しながら使用することで本来の用途を果たします。
(手動給水方式のディスポーザーの中には水量センサーが付いたタイプの物もあります。)

 

手動給水方式のメリット

手動給水方式のディスポーザーは自動給水方式のディスポーザーよりいくらかリーズナブルに購入できるようです。


一方、自動給水方式のディスポーザーは便利ではあるのですが、現在では徐々に減ってきているようです。

 

まとめ

ディスポーザーを利用する時に、自分で水を出したり止めたりする手動給水方式ですが自動給水方式に比べると交換コストは安めです。充分に水を流しながら利用しましょう。それれでは、快適なディスポーザーライフを!

自動給水方式のディスポーザーって何?仕組みを解説!

2種類の自動給水方式

自動タイプの中にもその方法が分かれていています。ディスポーザーの粉砕室に直接お水が流れ込む直接給水タイプスイッチを入れるのと同時に蛇口から自動的に出るタイプがあります。

TOTO製とMAX製のディスポーザーの自動給水タイプはこの直接給水タイプが多く採用されています。ですので、実際にお使いになる時にスイッチを入れると自動的に水が本体に流れますので水が流れていることが見えない仕様が採用されている場合が多いです。

TOTO製の自動タイプのディスポーザーが故障してしまった場合、その部品の供給は2017年に終了してしまっている為、修理が行えない状況です。MAX製は2020年現在では自動給水方式の本体を製造していますので修理等は可能と思われます。

ではTOTO製自動給水のディスポーザーを使用している方が故障してしまい、交換となったときに、どこの、何という機種を取り付けたら良いのかご不安になる事でしょう。


TOTOのディスポーザーからの他の自動給水のディスポーザーにする場合

安永製のディスポーザー

安永製のディスポーザー

出典:ディスポーザージャパン


TOTO製自動ディスポーザーからスムーズに取り換えられる後継機種があります。
TOTO製の自動給水ディスポーザーからは、「安永製」の自動給水型(水栓割込み方式)に交換する事が出来ます。

安永製の自動給水ディスポーザーは、スイッチを入れると水がシンクの蛇口から出るタイプになっています。今までは直接的に水が本体に流れ込むように接続されているため、水が出ている事を目で見て確認できませんでした。

しかし後継機種の自動給水方式では、スイッチをいれると自動的に蛇口から水が出て来ます。これが水栓割込み方式という仕様です。勿論粉砕作業が終わると自動的に水は止まります。

現在ではこの水栓割込み方式が主流となっているようです。


TOTOから安永製に交換する際には接続可能な水栓交換が必要

TOTOから安永に交換する際にはこの吐水方法が変ることで、交換の際は現在ご使用になられている水栓金具(蛇口)との接続部分に専用の継手を取り付けてお水を出す仕組みになります。

これにより、既存で使用している水栓金具(蛇口)を利用することが出来なくなることがあります。なぜ利用できないかというと、新しいディスポーザーの蛇口につなげる径が今までのものと異なる場合があるからです。

全ての水栓金具が付けられるかと言ったらそれは専門の業者に確認が必要です。新しいディスポーザーに取り付け出来る型式ななのかどうかを確認する必要があります。

少々めんどくさいのですが、構造、仕組み、寸法がガラリと変わってしまうから仕方ないのかもしれません。

この直接給水タイプは他にMAXのディスポーザー、GD-B180・GD-B181A等が挙げられますが、MAX社は現段階もディスポーザー製造をしているのメーカーである為、本体のみの交換で対応ができます。

MAX製を十数年間、利用しているのなら、水栓金具もかなり劣化しているでしょうから、この機に適合するものに交換するのが良いかもしれません。

 

ディスポーザーの給水方式はマンションの構造を配慮

水栓金具 ※イメージの為、取り付けられるかどうかは確認が必要です。

マンションの竣工時に、キッチンからの排水の合流までが短い場合は手動タイプ、長い場合は自動タイプがついているようです。
排水管内で粉砕した生ごみが流れ切らないまま、とどまってしまうことが無いよう考慮されています。

また、自動給水タイプを採用しているマンションでは、粉砕物が排管内で固着して詰まりなどの原因にならないように、一定以上のお水を流すように自動タイプを設置しています。

ディスポーザーの詰まりなどのトラブルが起こらないように、分譲当時に配慮がされて建設されているためです。

 

イナックスのディスポーザーの特徴・ランドミルへの交換と掃除方法を解説!

イナックス(リクシル)のディスポーザー

『ランドミルDPR』は同じディスポーザーメーカーであるイナックス製の快速くんから交換された方も多いと思います。

イナックスのディスポーザーには現在この『ランドミルDPR』というタイプと『DPGミニポ』という2タイプが有ります。
この二つは見た目が大きく違い、ざっくり言って長方形のフォルムと丸っぽいフォルムと言う事が出来ると言えます。

現在、イナックスの『DPMK/HK 快速くん』をお使いであれば、『ランドミルDPR』はその形状から、キャビネットの干渉や配管の位置等色々考慮して行くとすんなりスムーズに交換工事が出来るタイプであると言えます。

ランドミルの特徴

LIXILイナックスのディスポーザー

LIXILイナックスの現行ディスポーザー「ランドミル」
  • 安心安全機能付き。安心・安全機能付

誤動作防止、Wセーフティスイッチ機構で蓋が開いている時は作動しません。
消し忘れを防止する1分間自動停止タイマー付です。安心、安全を追求した機能です。

  • 独自のスクリュー型形状

生ゴミをしっかり粉砕出来て、お手入れもしやすいすっきり形状。

  • 業界最軽量クラスの約4.5Kg

軽量化によりシンクへの吊下荷重低減。外径φ134mmのスリム粉砕室構造の為、スライド式引出し収納のスペースアップ。(※従来機種比53%)


ランドミルの投入口

イナックスの『ランドミルDPR』は生ごみの投入口が広いので扱いやすいです。
但し、その分使用しないときはスプーン等が入り込まない様に備え付けの網かごを必ず使用する事を徹底する様にします。これは前に一度スプーンを挟み込ませてしまった経験のある私なので声を大にしてご注意させてください。

そして実はこの網かごは安全面だけでなく作動音の軽減にも一役買っているそうです。諸々含めましてついつい面倒で作動するときも作動させない時も投入口をそのまま使ってしまいがちですが心掛け次第で修理依頼に至る不具合の発生も出費も減らせそうです。


リクシル・イナックスのディスポーザーを利用する際の注意点

ディスポーザー使用上の注意点

ディスポーザー使用上の注意点
  • 生ごみを投入する際は大きなものは小さく切ってから投入すること。
  • 固いものや繊維質の物は充分気を付けること。

例えばキャベツなどの芯があるものなどは、そのまま丸ごと捨てる事はまれだと思いますが、なるべく小さく切ってから投入した方が良いです。



貝類の殻、柿や桃のような大きな種、トウモロコシの皮等それと食品だけでなく多量の洗剤やビニール、プラスチックトレーの破片、たばこの吸い殻等も絶対に投入してはいけないと言う事を再確認しておきましょう。

 

イナックスディスポーザーの掃除の仕方

イナックスのディスポーザーの投入口

イナックスのディスポーザーの投入口

ディスポーザーのお掃除は勿論清潔を保つためには必要不可欠ですが、そのひと手間が寿命を延ばす意味でもとても大切な作業です。

普段のお掃除は週に1回程、粉砕室の半分程氷を入れて水を流しながらいつもの様にひと運転します。これによって、細かいカスが取り除かれて楽々お掃除完了です。それでも更に汚れが気に成る場合はあらかじめコンセントを抜いた上で、スポンジに中性洗剤を染み込ませてお掃除しましょう。

嫌な臭いが気に成ってきたらレモンやみかんの皮など柑橘系の皮を通常処理の様に投入して運転してください。臭い取りや雑菌を抑える効果があると言われています。
又、キッチン用の塩素系漂白剤を使用すれば除菌にも、汚れにも良いかと思うかも知れませんが、これは使用してはいけません。ゴムパッキンを痛めたりデスポーザーの劣化を速めてしまう可能性が有ります。

正しく使って少しでも長持ちさせるよう日々のお手入れを頑張りましょう。

安永製ディスポーザーの価格・特徴|フタが開かない時の対処法も!

安永のディスポーザーの特徴と言えば粉砕音が静かでその振動が少なく粉砕能力が高い事でしょうか。安永のディスポーザーの販売・サポートは安永クリーンテック社となっています。

今回は日々利用しているディスポーザー、中でも安永製のディスポーザーの価格・特徴について説明していこうと思います。


安永クリーンテックのディスポーザーの価格

一般的な国産ディスポーザーと同様におよそ本体価格が7万円台が相場のようです。
取り換えの作業費は既存の取り外しや処分費、交換の設置費用として2万円台が相場でしょうか。

分譲時には、マンションの敷地内に埋設された処理槽(水を浄化してから流す設備)との組み合わせにより決められた製品を利用することになっているようです。

処理槽の価格も数千万円もするような設備のようです。
水質を保ちながら一般の公共下水に流す必要性がありますから、その価格には納得ですね。

 

安永製のディスポーザーの特徴と評判

音が静かで振動が少ない

安永は大手自動車メーカーのエンジン基幹部分を製造しており、低騒音・低振動ボディで高い粉砕能力が評判のようです。

一般的にはあまり知られていない会社名ではありますが、ディスポーザー業界では有名な企業のようです。

こちらのディスポーザーは現在1,000棟以上(約17万戸)の物件で採用されている国産メーカーです。日本でこんなに多くのディスポーザーを利用している人がいるのかと思いますが、1社でこの数ですから全体だともっと多くの方がディスポーザーを利用しているということですね。

安永製のディスポーザーの構造は、3点の防振ゴム構造により低騒音と低振動が特徴のようです。ディスポーザーは、粉砕時に内部のハンマーが生ごみをすりつぶす構造です。

振動や音が発生しますが、3点の防振構造と水を流しながら使用することで本体内部に水膜ができるため、音を最小限に抑えるように工夫されています

これにより生ごみ粉砕時の作動音は、低振動ボディ構造と安全スイッチが騒音の発生を抑えています。マンションで利用されるのが主ですから、近隣への音について配慮がされた評判の良い製品ということにもなるのでしょう。

また水を流す事により水膜ができ、その効果でとても静かな起動音を実現しています。

起動時の音は通常会話レベルで、58デシベル。上下階への迷惑の心配も最低限で済みそうです。

大容量サイズ

粉砕質容量が1.5L(生ゴミ500g相当以上)と大容量サイズなので、一度でたくさんの生ゴミを処理することができます。

投入口は、広口10センチで粉砕室内の確認も楽にできます。又お掃除もしやすくなりました。

内部の構造はハンマーミル方式・蓋スイッチ・モーター焼損防止器が内蔵しています。
(モーターに過大な負担がかかった時、モーター焼損防止器が作動しモーターを保護します。)

安永製のディスポーザーは2017年ディスポーザー部門からすべて撤退したTOTO製の
ディスポーザーの後継としての指名を受けていることも、その性能が信頼できる証であります。


耐用年数

日本の工業能力を生かして完成されたディスポーザーですが、その耐用年数と言うのは、他メーカーを並べても横一線と言うところでしょうか。

家電の類だから使い方にもよるとは思いますが、おおよそ7年から8年です。

使い方次第で少しはその寿命を延ばしてあげることも出来るかもしれませんので、先ずは取扱い説明書にある流していい物と絶対に流してはいけない物などは必ず守って使う様にしましょう。


ディスポーザーの蓋が開かない場合の対処法

スプーンやフォークなどをうっかり落としてしまい、挟み込んでしまった場合(業界ではこれを噛み込みと言うそうですが)、異物が何らかの形で挟まり回転盤やハンマーがロックされてしまう現象が起きることがあります。

ディスポーザーは構造上、スイングハンマーと壁面の間にタイミングが合うと異物がガッチリ挟み込んでしまいます。

その結果、排水口の蓋がロックされて開かなくなってしまう事もあるようです。

こんな時は、無理してご自身でこじ開けようとせずに、プロの業者さんに来て頂くのがお勧めです。

何度も本体内部に異物を入れてしまい起動すると、内部に傷がつき、ダメージを与えてしまうからです。

ディスポーザーを利用する際は、中に異物や固い金属が入っていないか確認し使用するようにしましょう。

万が一、異物が取れてフタが開いても本体へのダメージにより水漏れが有る場合や完全に起動しなくなる場合もあるようですので、キッチン下の本体の状態もチェックした方がよいでしょう。

 

disposer-arekore.hatenablog.com

パナソニックのディスポーザー

最近は多くのマンションに付帯設備として用いられるように成ったディスポーザー

キッチンの悩みどころである生ごみの処理をその場で出来るので虫の発生も心配が無くなり、キッチンを非常に衛生的に保てる便利なキッチン家電の一つです。

今回は、その中でもパナソニックディスポーザーについて書いてみます。

パナソニック製のディスポーザーについて

パナソニックと言えば創立者松下幸之助氏である事は誰でも知るところだと思います。

日本の大阪府門真市に拠点を置く電機メーカーで白物家電などのエレクトロニクス分野をはじめ住宅分野や車載分野などを手がけています。

日本では日立製作所ソニーに次いで第3位の売り上げを誇る大企業です。

 

現在皆さんの家に付いていますパナソニックディスポーザーと言えば以下の製品に成りますでしょうか。

  • KD-255 チェーンミル式
  • KD-252 ハンマー式
  • KD-131 チェーンミル式
  • KD-132 チェーンミル式
  • KD-133 チェーンミル式

マンションの竣工年数によって製造されていた品番が異なると思います。KD-131やKD-132の製造台数が多いのでこのどちらかが、キッチンの下についていることがおおいかもしれませんね。

今回は、最新機種のKD-133V1について調べました。

  1. 「スッキリ!取るフィン」
  2. 耐食性向上および軽量化
  3. チェーンミル方式
  4. 小型でコンパクト

オートクリーニング機構

(すっきり取るフィン)により固定刃の下(プラケット部)に滞留した生ごみを、掻き出して排水管へ送り込みます。 これはディスポーザーが運転する度に、半円形のフィンがついたバーを同時に回転させることで実現しました。これにより、臭いの原因のひとつである生ごみの滞留が少なくなります。


耐食性向上および軽量化

「ホッパー部」と「プラケット部」を、従来のアルミ合成金から樹脂へ変更いたしました。これにより洗剤や薬品への耐食性が向上し、さらに従来品(KD-132)に比べ0.5kgの軽量化も図ることができました。 集合住宅に欠かせない施工性の向上にも貢献できます。

チェーンミル方式

パナソニックディスポーザーと言えばこの『チェーンミル方式』(特許取得済み)です。こちらは従来のハンマーミル方式に比べ、異物の噛み込みによるロックの心配を低減します。

小型でコンパクト

キッチンの引き出しの引き戸を意識して高さが低い作りです。キッチンの引き出しの引き戸を意識して高さが低い作りです。

 

その他

3点のワイヤーで水平を保持するようになっています。フタがスイッチを兼ねています。また、ブレーキ機能・切り忘れ防止機能等々とても親切な設計に成っております。

世界に誇る日本の家電メーカーで生まれたディスポーザー。正しく使って耐用年数まで又はそれ以上に使用したいですね。