安永製ディスポーザーの価格・特徴|フタが開かない時の対処法も!

安永のディスポーザーの特徴と言えば粉砕音が静かでその振動が少なく粉砕能力が高い事でしょうか。安永のディスポーザーの販売・サポートは安永クリーンテック社となっています。

今回は日々利用しているディスポーザー、中でも安永製のディスポーザーの価格・特徴について説明していこうと思います。


安永クリーンテックのディスポーザーの価格

一般的な国産ディスポーザーと同様におよそ本体価格が7万円台が相場のようです。
取り換えの作業費は既存の取り外しや処分費、交換の設置費用として2万円台が相場でしょうか。

分譲時には、マンションの敷地内に埋設された処理槽(水を浄化してから流す設備)との組み合わせにより決められた製品を利用することになっているようです。

処理槽の価格も数千万円もするような設備のようです。
水質を保ちながら一般の公共下水に流す必要性がありますから、その価格には納得ですね。

 

安永製のディスポーザーの特徴と評判

音が静かで振動が少ない

安永は大手自動車メーカーのエンジン基幹部分を製造しており、低騒音・低振動ボディで高い粉砕能力が評判のようです。

一般的にはあまり知られていない会社名ではありますが、ディスポーザー業界では有名な企業のようです。

こちらのディスポーザーは現在1,000棟以上(約17万戸)の物件で採用されている国産メーカーです。日本でこんなに多くのディスポーザーを利用している人がいるのかと思いますが、1社でこの数ですから全体だともっと多くの方がディスポーザーを利用しているということですね。

安永製のディスポーザーの構造は、3点の防振ゴム構造により低騒音と低振動が特徴のようです。ディスポーザーは、粉砕時に内部のハンマーが生ごみをすりつぶす構造です。

振動や音が発生しますが、3点の防振構造と水を流しながら使用することで本体内部に水膜ができるため、音を最小限に抑えるように工夫されています

これにより生ごみ粉砕時の作動音は、低振動ボディ構造と安全スイッチが騒音の発生を抑えています。マンションで利用されるのが主ですから、近隣への音について配慮がされた評判の良い製品ということにもなるのでしょう。

また水を流す事により水膜ができ、その効果でとても静かな起動音を実現しています。

起動時の音は通常会話レベルで、58デシベル。上下階への迷惑の心配も最低限で済みそうです。

大容量サイズ

粉砕質容量が1.5L(生ゴミ500g相当以上)と大容量サイズなので、一度でたくさんの生ゴミを処理することができます。

投入口は、広口10センチで粉砕室内の確認も楽にできます。又お掃除もしやすくなりました。

内部の構造はハンマーミル方式・蓋スイッチ・モーター焼損防止器が内蔵しています。
(モーターに過大な負担がかかった時、モーター焼損防止器が作動しモーターを保護します。)

安永製のディスポーザーは2017年ディスポーザー部門からすべて撤退したTOTO製の
ディスポーザーの後継としての指名を受けていることも、その性能が信頼できる証であります。


耐用年数

日本の工業能力を生かして完成されたディスポーザーですが、その耐用年数と言うのは、他メーカーを並べても横一線と言うところでしょうか。

家電の類だから使い方にもよるとは思いますが、おおよそ7年から8年です。

使い方次第で少しはその寿命を延ばしてあげることも出来るかもしれませんので、先ずは取扱い説明書にある流していい物と絶対に流してはいけない物などは必ず守って使う様にしましょう。


ディスポーザーの蓋が開かない場合の対処法

スプーンやフォークなどをうっかり落としてしまい、挟み込んでしまった場合(業界ではこれを噛み込みと言うそうですが)、異物が何らかの形で挟まり回転盤やハンマーがロックされてしまう現象が起きることがあります。

ディスポーザーは構造上、スイングハンマーと壁面の間にタイミングが合うと異物がガッチリ挟み込んでしまいます。

その結果、排水口の蓋がロックされて開かなくなってしまう事もあるようです。

こんな時は、無理してご自身でこじ開けようとせずに、プロの業者さんに来て頂くのがお勧めです。

何度も本体内部に異物を入れてしまい起動すると、内部に傷がつき、ダメージを与えてしまうからです。

ディスポーザーを利用する際は、中に異物や固い金属が入っていないか確認し使用するようにしましょう。

万が一、異物が取れてフタが開いても本体へのダメージにより水漏れが有る場合や完全に起動しなくなる場合もあるようですので、キッチン下の本体の状態もチェックした方がよいでしょう。

 

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