ディスポーザーが詰まる!排水されない原因と改善方法を解説

ディスポーザーが詰まってしまった画像


ディスポーザー生ごみが発生したらその都度処理をしてくれるし、嫌な臭いや虫の発生も抑えてくれる優れもの。

とても重宝で有難いキッチン家電の一つですが、うっかりしてしまうと大変な事が起こるんです。詰まってしまった時どうしたら良いのか対処方法をご説明します!

ディスポーザーの詰まりの原因は?

ディスポーザー詰まってしまう原因をあげていきます。

  1. ディスポーザー起動時の水量不足
  2. 入れてはいけない物を流してしまう
  3. 生ごみの入れ過ぎ
  4. ディスポーザーの経年による粉砕能力の低下

上記が主な原因として考えられます。それぞれ解説していきます。

 

起動時の水量が不足している

ディスポーザーを使用する時は必ず充分な量の水を生ごみと一緒に流します。

そもそもディスポーザーは水を流しながら粉砕処理を行うので、その粉砕された生ゴミを水と一緒に流して行くものですから、これが一番肝心な部分でもあります。

処理後、ディスポーザーの器内に生ごみを残さない為にも作業が終了しても10~20秒位水を流しておくようにしましょう。

生ごみの量に対して流す水の量が足りていないと詰まりの原因になります。

 

入れてはいけない物を入れてしまった場合

ディスポーザーの取り扱い説明書には、入れてはいけない物や粉砕できないものが記載してあります。

大量に繊維質の物を流してしまったり、大きな骨や、貝殻、果物の種や魚の骨など一見ディスポーザーで処理されるべきものに感じますが、どれも入れてはいけない物です。

鶏肉の皮や、お餅、たまねぎの皮なども粉砕されずにへばり付いてしまいます。一度、説明書を見て確認してみてはいかがでしょうか。

 

生ごみの入れ過ぎ

一度に生ごみの処理を済ましてしまおうと投入のし過ぎは禁物です。適量を超えて投入すると動きが鈍くなったり、負荷がかかったりして詰まりを起こしやすくします。

また、例え回ったとしてもディスポーザーに無理をさせてしまうと熱を持ってしまい、故障の原因にもなります。

 

ディスポーザーの経年による粉砕能力の低下

ディスポーザーの耐用年数は大方7~8年です。耐用年数を超えてもまだまだ問題なく使用出来ている分には良いのですが、何となく粉砕されずに残っている生ごみディスポーザー内で見られるようになってきたら要注意です。

粉砕しきれ切れていない生ごみが流れてしまい排管を詰まりにつながります。

また、ディスポーザー本体やゴムパッキンなどからパラパラと本体が腐食した粉が落ちて来たら同じく経年劣化の特徴です。水漏れが起きてこないか注意が必要です。

 

詰まってしまった場合の改善方法

ラバーカップの画像

ディスポーザーが詰まってしまった場合、まずは何が原因なのか落ち着いて確認をしましょう。

経年による粉砕能力の低下以外であれば、自力で試してみる方法があります。ホームセンターなどに市販されているトイレの詰まりによく使用するラバーカップを使います。詰まっている排水口部分にパコッとカップ部分を当てて、圧をかけて詰まりを解消するというお手軽な方法です。

しかし、これには注意点があります。ディスポーザーが耐用年数(7年~8年)を大幅に越えている場合(本体が劣化している)は過度な圧力をかけることで、本体がシンクから外れてしまう場合があります。

本体とシンクの接続部分が長年の劣化で収縮、腐食している場合があります。耐用年数に達している場合は、ディスポーザーの利用年数(劣化)を加味し、充分な注意が必要です。

劣化していない本体の場合は、この方法を試してみるのも手段のひとつです。解決するための道具も書かれているようです。
【参考】

kaiteki-plus.com

 

まとめ

ディスポーザーの掃除や目視でのチェックは定期的に行いましょう。日頃からお掃除をマメにしたり、流して良い物、いけない物を注意しながら使用することが望ましいです。


清掃時には、ディスポーザー内の金属を劣化させない様に塩素系漂白剤の使用はしないほうが無難です。もしもどうしても使用しなければならない時は、水を大量に流してディスポーザーに塩素系漂白剤が残らない様に充分に流しましょう。

経年劣化によるもの以外は全てご自身で解決することもあります。本体の劣化を進行させないために、熱湯を流す時も必ず水で薄めて温度を下げてから流すようにしましょう。

熱湯のままでは排水管が変形してしまう恐れがありますので、ひと手間を掛けてディスポーザーの詰まりや、劣化をなるべく防ぐ事が大事です。

生ごみが排水されずに詰まってしまうと、水漏れにつながることもあります。階下への浸水などになる前に、本体交換などの対策を考えましましょう。