ディスポーザー設置前の注意点!キッチンのリフォームをされる方必見!
今回はキッチンのリフォームを考えてる方のディスポーザーを設置するにあたっての注意点を挙げていきます。
因みにディスポーザーとはキッチンの排水口に取り付けて、毎日出る生ごみを粉砕処理して水と一緒に専用排水管を通して下水道に流すマンション用設備(電化製品の類)です。
簡単にメリットとデメリットをご説明しますと
メリット
- 調理後すぐに生ごみを処理できるので悪臭の原因を防ぐことができる。
- 生ごみを溜めないので、虫が発生する可能性も少なくなる。
- 排水口のぬめり等の掃除の手間が軽減される。
- ゴミを出す量が削減されるので結果CO2削減で環境に優しい。
デメリット
- 維持管理費、電気代、水道代がかかる。
- 処理出来るものと出来ないものが有る。
- 処理物によっては大きな音や振動があるので使う時間が制限される。
以上な様な事と成りますが、キッチンをリフォームされる方でディスポーザーを取り付ける方は、その良さも又ちょっと困ってしまう事もよく分かっていらっしゃると思いますので設置前の注意点を キッチン選びの前に是非知って頂こうと思います。
ディスポーザー設置前の注意点
先ずは、キッチンをどこのメーカーにするか、どういった仕様にするかと色々お悩みに成ると思いますが、ディスポーザーを取りつける事が前提でのキッチン交換であれば、いくつかご注意点があります。
とその前に、キッチンにディスポーザーを新規に取り付けようと思う方、現在お使いのキッチンには元々ディスポーザーが取り付けられていますか?
今迄は使っていないが、キッチン交換を機にディスポーザーを取り付けようと考えている方いませんか?必見ですのでよく読んで下さいね!
お住いの建物にはディスポーザー専用の処理層が埋設されていますか?
ディスポーザーを取り付ける条件として最低限、ディスポーザー専用浄化槽が埋設されていなければ成りません。
(例外もあり、機械式ディスポーザーに限りましてはこの限りではありません。)
キッチンを選ぶ時の注意点
- 排水口は直径180mmの正円形(日本の標準規格サイズ)
- 出来るだけキャビネットが扉タイプの物
- シンクはステンレスであること
排水口
例えば 排水口のサイズが既定サイズではありますが、115mmである時には海外製のディスポーザーしか設置できません。
又、人工大理石のシンクでも海外製ディスポーザーしか取り付け出来ません。
お選びに成るディスポーザーによって考えなければ成らない所です。
※キッチンメーカーさんで独自に制作された排水口、例えばクリナップの流れーるシンクやLIXILのスキマなし排水口、くるりん排水口などその使い勝手は色々と助かりますが、ディスポーザーを取り付けるには特殊加工等が必要になってきます。
設置出来ない場合もありますのでメーカーさんや専門の業者さんとよくご相談されて決められる事をお勧めします。
キャビネットのタイプ
キッチンをリフォームする時、仕様の改善を求める中でガスコンロからIHにしようとか、ビルトインの食洗器を付けるとか、浄水器を取り付けたいとか色々と家事が少しでも楽にこなせる様、又はキッチン周りがスッキリ出来る様考えながらお選びに成ると思います。
そして最も重要な事の一つとして考えるのは収納能力ではないでしょうか? そしてその使い勝手の良さも求められるところですよね。
そこでご要望が多いキャビネットとしては引出タイプではないでしょうか。 日本では古くから観音開きのキッチンキャビネットが普及していたので現在そのタイプをご使用ならこの機会に引出式に!と殆どの方が思われますよね。
しかし、残念ながら引出タイプですとディスポーザーの本体と接触する可能性があるのです。その場合は引出しの切欠き工事をして貰わなければ成りません。
メーカーさんにによっては予め加工がされている引出も有ります。又、加工ができないホーロー等の素材も有りますのでその辺はご注意して選びたいところです。
ここまでは、新しくするキッチンに新しいディスポーザーを設置する為のキッチンの選び方の注意点を述べて来ましたが、新しくするディスポーザーの選び方としては今までお使いのディスポーザーの後継機種を選んでいただいたほうが無難だと思います。
既設のディスポーザーの再利用
皆さんの中にはキッチンリフォームの1~2年前にディスポーザーを換えたばかりなんて方もいるはず。
そうするとやはり勿体ないのでこちらを取り付けたいと思いますよね。
その時にはディスポーザーの専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。
但し、平均耐用年数は7年~8年だと言う事は忘れずに。
一度使用すると手放せなくなるディスポーザー、新しくするキッチン選びの時には何点かの注意点をクリアして正しく設置して貰い、気持ちよく再スタートして下さい。