ディスポーザーの工事と交換の時期について

水仕事の後、家庭から毎日出る生ゴミディスポーザーを使って処理している方は沢山いらっしゃると思います。

そこでふと気になるのが、ディスポーザーはどれくらいの期間使えるんだろうと言うこと。

そこで、ディスポーザーの寿命について調べてみました。

また、壊れてしまったら工事は自分で出来るの?という疑問についてお答えします。


ディスポーザーの工事を依頼する時期ってどれくらい?

ディスポーザーは家電ですので当然寿命が有ります。
それは最新機種で少しお高くて性能が良くなったディスポーザーをお選びに成っても同じで一般的に寿命は7年から8年と言われている様です。

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こんな症状が出たら要注意!!

  • 詰まっているのかな、水の流れが悪いみたい。
  • シンクの下でジワリジワリ水漏れしている。
  • 音が大きくなってきたり警告音が鳴る様になってきた。

こんな時は落ち着いてまず、取扱説明書を見てみましょう。
そして故障の際の説明ページに従い、対処してみると良いかもしれません。
くれぐれも、電気が関わる設備であることと回転刃などでケガをしないように気をつけましょう。


生ごみの詰まりを取り除いて又動き出すケース

ディスポーザーは主に生ごみを粉砕してゴミを少なくするという便利な物ですが、反面投入してはいけないものが色々あります。

一見生ゴミとして処理できそうな果実の種や魚の骨、有名なところでは貝殻などの固いものを一緒に投入してしまうとその能力では粉砕仕切れずに、ひどい時にはディスポーザー内の部品を壊してしまうこともあります。

もし、スプーンやフォークなどの金属類などを入れて起動してしまったということがなく、内部の部品が壊れているようにも見えない場合、説明書に沿って確認するとよいです。運がよければ、正常に作動する事もよくあります。

しかし、お使いのディスポーザー使用年数が耐用年数に近い場合や、それを超えてしまっている場合はそもそもディスポーザー自体の劣化によって粉砕能力が失われている可能性があります。

従ってその時点で動き出したとしても 粉砕能力の衰えた商品ですから必ず又詰まってしまいます。

スプーンやフォークを挟み込んでしまった場合

取説の指示に従って取り除きます。     

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こちらも何の支障もなく上手く取り除けて何事もなく又使用できる様になる場合もありますが、使用年数により本体の劣化も有りますので無理をして取り除いたとしても新たに水漏れを起こしてしまう恐れや、挟み込んでしまった物を取り除いてみたら、更に故障してしまったという事も有ります。
こうなると既に正常には作動しないでしょう。

※スプーンやフォークなどを挟み込ませてしまった場合はくれぐれも慎重に。
又、本体を外したりしないと蓋が開かないような時は無理をせず、専門業者にお任せしましょう。



シンク下のディスポーザーをよく見てみたらじわじわっと水漏れを発見!!

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何かのきっかけでも無いと覗いてみる所では無いので不調を知らせる警告音が救いで気付いたと言う事も。

ディスポーザーの水漏れは、お水がジャージャー漏れている訳では無いので気付きにくいですが、是非とも不調に気付かれたらキッチン下の本体も確認するようにしましょう。


こちらもディスポーザー経年による劣化、(亀裂などを含み)の可能性もあります。

ご自身の手には負えないと思ったら当然ですが、先ずはお使いのディスポーザーのメーカーさんやディスポーザー専門業者へご相談しましょう。

皆さんの中にはご自宅のディスポーザーメーカーさんが既に倒産している場合、又はディスポーザー部門を撤退していて修理して貰うにも部品が無い場合が有ります。 
そんな時は慌てずにどんな機種が製造、販売されているのかお電話して聞いてみるといいですよ。


本体の交換工事を専門業者に依頼する

上記に上げたトラブルを含め、使用年数が7年、8年を経過して来ますと自然に経年による劣化が元での不調もいろいろ起こってきます。

修理で済む(部品が製造されているか)か、又は交換になってしまうかは分かりませんが、タイミングとして使用年数が耐用年数の7年~8年、或いはもっと過ぎてしまっている場合は思い切って交換されるのが得策だと思います。

お電話された業者さんから今お使いのディスポーザーからどんな機種を付けたら良いのかご提案も頂けると思います。

現在も製造販売しているメーカーさんでしたら現在お使いの機種の後継機種にするとすんなり余計な費用をかけずに取り替えられると思います。又、使い勝手も変わらず更に粉砕能力や軽量化等性能アップした製品をお使いに成れると思います。

費用は各社で多少違うのと自動的にお水がでるものと自分で出したり止めたりするものと金額は異なりますが手動タイプで本体価格はおおよそ6、7万円台。人件費や処分費などを入れてトータル9万円台から11万円くらいでしょうか。
もちろん、手動給水方式と自動給水方式の差もあると思います。
取り換え工事は1時間半位で行えるようです。

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ディスポーザー取り付け工事を自分でやる

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交換工事代はディスポーザー代と共に考えるとちょっとお高くて、それなら節約の為、自分で取り付けてみようとネットで検索をして色々調べていると、親切にその工事に関する手順や、必要な部材も教えてくれていたりします。

 

又、会社によっては家のキッチン下、ディスポーザーを含めた部分の写真を送るとそれを確認して頂けて、そのキッチンや配管に合った部材を送ってくれるディスポーザー関係の会社もあるようです。

 

その様な指示や、部材で上手く取り付けられた場合は本当に良かったですね、と言うところですが、実際はこのディスポーザー交換工事は結構繊細な工事で水回り作業のプロでないと難しい工事です。

 

誰でも出来るとか、女性でも取り付けられると謳って販売している業者もあるようですが安易に自分で取り付けて、その取り付けミスで数年ほどで壊れてしまったり、水漏れを起こしてしまうと、せっかく節約をした2~3万円よりも断然お高くついてしまいます。

 

お高い物だからこそ、自分でできる部分か工事会社に依頼すべきかをよく検討する必要があります。

 

ディスポーザーは毎日使用するとても便利な設備ですが、使い方次第でその寿命に影響を及ぼします。


詰まりを防ぐためにもディスポーザー内を常にきれいに保つ様、マメにお掃除しましょう。

普段見ないキッチン下のディスポーザー本体もたまにはチェックしましょう。

不具合は小さなうちでしたら簡単に直せる事も有るかもしれません。

それでも訪れてしまった寿命なら受け入れてください。

その時は、新しい機種への交換でストレスのないキッチンライフを取り戻しましょう。